数学の図形を証明することから学ぶプロセスの大事さ
スポーツメンタルコーチのちだやすともです。
突然ですが。
三角形の合同条件を覚えていますか?
①3組の辺がそれぞれ等しい。
②2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい。
③1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい。
中学校の数学で学びましたね。
2つの三角形において、○○=○○といった仮定から
結論を導くわけですが、
仮定があって初めて結論が導けるわけです。
決して、結論ありきではないのです。
スポーツに置き換えると
バスケットボールで考えれば、ポイントガードがペイントアタックをするとポイントガードのマークマン、それ以外のディフェンス側の選手が少なくともポイントガードの動きを止める、若しくは目を配るということになります。
もし、ポイントガードにマッチアップしていた選手以外の選手が寄っていくと、オフェンス側の選手が一人フリーになり、シュートを打つことができます。
こういう仮定があるからこそ、シュートを打てるようになる。
こういう仮定があるからこそ、三角形の合同を証明することができる。
結論を導くためには、そこに向かうまでのプロセスが必要になり、
そのプロセスは各々で考えないといけません。
数学の図形を証明することは、スポーツの場面において
何かしら役に立つ可能性もあります。
そのように取り組んでみると、数学における図形の証明が楽しくなるかもしれませんね。