スポーツの凡ミスと学習のケアレスミスは集中力によるものなのか?
サッカーで絶好のシュートチャンスだと思って振りぬいたら、ふかしてしまったという経験はありませんか?
計算問題で途中の計算式はできていたのに、間違った答えを書いてしまった経験はありませんか?
前者は凡ミスで、後者はケアレスミスになりますが、シュートチャンスを外してしまいがちな人ほど、計算などでケアレスミスをしてしまうという傾向があるようです。(100%ではありませんが)
個別指導塾で講師として指導する際に、このような傾向を掴むことが出来ました。
これらの分析を進めていくと、最後までボールに集中できていない、最後まで問題に集中していない、つまり「集中力」が欠けているということになります。
言い換えれば、計算問題で最後まで集中して問題を解くことができれば、シュートを決められる確率が上がっていくことになるのです。
他にも、「判断力」「想像力」「記憶力」において、スポーツと学習におけるつながりを実感しました。
まとめると以下のようになります。
集中力(読解力) :
計算問題、文章題、模写(板書も含む)
⇒ 勝負どころのプレー(チャンスボールに対する処理)
判断力 :
図形問題
⇒人の動きを察知しながら、自分のプレーを選択
想像力 :
判断ができるようになれば、様々なことを想像可能
⇒2歩・3歩先のシーンを想像
記憶力 :
英単語、漢字、社会や理科など暗記問題
⇒フォーメーション、サイン、セットプレーを暗記
スポーツメンタルの要素でもある「振り返り」や「目標設定」を繰り返しながら、抱えている課題をスポーツや学習の両面で補っていくことにより問題の解決へ導くことが可能になっていきます。ぜひ体感してみてください。
※お子さまの学習サポートも実施しています。お気軽にご相談くださいませ。
スポーツメンタルと学習をつなぐコーチングの3本柱
振り返り
review
- 前回からの振り返りをスポーツと学習の両面で進めていきます。
課題解決
solve the problem
- 振り返りより湧き出た課題を解決するために、学習(数学や英語中心)やスポーツの両面から見つめ直していきます。
目標設定
Goal setting
- あらかじめ設定した大目標を達成するために、軌道修正を進めながら、次なる目標を共有していきます。