苦手な国語が得意になるポイント① 「つまり」を見つける

今回から国語に関しては、文章の読み込みをクローズアップしていきます。

第1回目は「つまり」。接続詞の他に名詞や副詞で使いますが、

今回は接続詞としての「つまり」としてお届けします。

「つまり」とは、語と語、句と句、文と文をつなぐ接続詞で、前後の文をイコールで繋ぎます。

さらに、前で述べた内容から「つまり」を介して、簡単にまとめる(要約する)役割を持っています。

この文章における主張を見つけたい場合、この「つまり」をまずは見つけることからはじめるのもよいでしょう。

例文を示してみましょう。

チョコレートや菓子パン、アイス。つまり、私は甘いものが大好きです。

このように、具体的なものから「つまり」を挟んで、まとめていきます。

場合によっては、「つまり」の前に述べた内容から、本質について述べることもあります。

つまり(アッ使っちゃった)、文章を読み込む上で、

「つまり」の後に書かれている内容は、文章の主張に直結する可能性があるのです。

「つまり」の言い換えとして代表的なものに、「すなわち」「要するに」があります。

「すなわち」は、前に記載された文章をわかりやすい言葉で言い換える時に使います。

「つまり」に比べて、やや硬い言葉となる傾向にあります。

「要するに」も前の2つと同じような使い方をしますが、

さらに短くまとめて伝えようとするときに使いがちです。

このように、「つまり」は、その文章において重要な役割を果たします。

「つまり」「すなわち」「要するに」という接続詞の後には、

主張などが隠されている可能性があります。ぜひ、参考にしてみてください。

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