覚えられない

スポーツメンタルコーチのちだやすともです。

「記憶すること、覚えることが苦手なんです」

私も記憶することは苦手でしたし、年齢を重ねてくると、忘れがちになってしまいます。(終わったことは忘れるようにしているということも)

勉強だけでなく、スポーツや仕事など、様々な場面において、覚えることや記憶することを求められます。

では、どうやって覚えていくのか。

まずは、覚える内容に興味を持つことが大事になります。

例えば、プロサッカーの選手になりたいのであれば、シュートやキック、ヘディングなどの基本動作に加え、チーム戦術を覚えないといけません。

そうしないと、試合に出場することが出来ず、プロサッカー選手としての生計を立てることができないからです。

通訳になりたいのであれば、母国語に加えて、英語、中国語、スペイン語など様々な国の言葉を覚えない事には、通訳の仕事として成立しなくなります。

高校受験を控える子どもたちにとって、自分が進学したい高校に合格するためには5教科で○○○点以上、内申点○○点以上という一定の目安を目指さないといけませんね。

そのためにも覚えないといけないことはたくさんあります。

なりたい自分を目指すという目標に向かうためにも、覚えることは重要な項目となります。

でも、覚え方がわからないと沼にはまっている方もいらっしゃるでしょう。

私は冒頭にも書いた通り、覚えることは得意ではありませんでした。

子どもの頃、自宅に届いていた「記憶術」という手紙に興味を持っていた時期もありました。

できることなら、目で見て覚えたい。でも難しかったです。

そこで、私が取った方法は覚えるべき項目を紙に書きだしていくことです。

今では、デジタルが発達し、ボタン一つで記入することができるようになりましたが

ここで大事なことは、「手を動かして書くこと」なのです。

ここで注目して欲しいのは、書くことよりも「手を動かす」ことです。

手をたくさん動かすことで、脳細胞に刺激を与え、脳の活性化へと繋がります。 

手を使うと、手を使わない時に比べて脳の血流量が 10% 程度上がるという研究結果があるぐらいです。

たかが10%かもしれません。続けて重要なことは「継続させること」です。

手をたくさん動かす。できることならば、毎日紙に覚えないといけない項目を書き出す。

場合によっては、図形も必要でしょう。

サッカーであれば、ピッチの絵が必要でしょうし、バスケットボールであれば、ハーフコート、野球であれば、グラウンドの形態。算数や数学であっても、図形の問題を解く際には、実際に自分で図形を描いてみるというのもあるでしょう。

このように「手を動かして書くこと」を継続していくことで、脳が少しずつ活性化されて記憶が定着していきます。

英単語であっても、わからない単語を英和辞書で引いて書き出すことができれば、少しずつ覚えるということがわかってきます。

ぜひ、実践してみてください。

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