スポーツと空間図形
スポーツメンタルコーチのちだやすともです。
今回は「スポーツと空間図形」について、考えてみたいと思います。
スポーツと図形、一見関係ないように思われるかもしれませんが、
よく考えてみてください。
コーチが指示を出すときは、ほとんど図を使って説明してますね。
様々なシチュエーションにおいて、図を見て判断することもありますね。
バスケットボールであれば、
ハーフコートが描かれたホワイトボードに、コーチが人の動きを示して、指示を出していきます。
確かに、算数や数学において、図形の事細かい数字や用語を覚える必要はないと思われますが
スリーポイントライン、ペイントエリアといった様々なラインを的確に捉えないといけません。
図形を人に見立てると、コート上における人の動きにも直結します。
相手にうまくボールを回させない、シュートを打たせないため
ボールのないところでも、衝立役(スクリーン)が的確にボールマンディフェンダーの動きを止めて
味方のボール回しを手助けする必要があります。
ディフェンスにおいても、ゾーンごとでディフェンスをするゾーンディフェンスでは、
チーム5人が一体となった動きから、自分が受け持つ場所において、相手を止めることができるのか。
攻守共通ですが、いかに自分たちでスペースを作ることができるのか、
相手にスペースを作らせないためには、どうするのか
こういうこと一つとっても、図形を捉える力が必要になります。
算数や数学で図形が苦手と思ってる方でスポーツをしている皆さん、自分たちが戦う場所それぞれで様々なラインが引かれています。
こんな形状難しいと思われているかもしれませんが、図形の間隔を塚組むことができれば、コートやグラウンドが引かれたホワイトボードからコーチが言いたい内容を読み取ることが、少しずつできるようになります。
是非、試してみてください。