集中力その2「スポーツの集中力と学習の集中力はほぼ同じ要素」
スポーツメンタルコーチのちだやすともです。
野球少年、彼はチームの主軸を打つ5番バッター。
得点機は「好きです」とはっきり公言する。
5番バッターは、クリーンナップの中でも勝負強い選手が座ると言われています。
なぜか?
色々諸説はありますが、チームにおいて一番の長距離バッターを4番に置くでしょう。
ツーアウト二塁・三塁で4番バッターを迎え、一打逆転のピンチ。
一塁ベースが空いているため、4番との勝負を避けることが多いと思います。
敬遠、若しくは四球で4番バッターを一塁に歩かせて、5番バッターと勝負を選択することになります。
もし、5番バッターがとてつもなくチャンスに強ければ、バッテリーは4番との勝負を選択せざるを得ませんね。
彼はこういいます。
「緊張はあまりしません」
元々、大舞台には強い資質を持っているようでした。言い換えると、様々なことに対して理解さえできれば、どんな状況下に置かれても、自分のパフォーマンスを発揮することができるのです。
では、これを数学に置き換えてみましょう。
なかなか理解が深められず、点数を稼ぐことができない数学。
理解はできるが、試験となればケアレスミスをしてしまう数学。
あなたはどちらのタイプですか?
野球少年の彼は、数学が苦手と言いました。ただ、しっかり理解できたことにより、緊張をすることなく、
最後まで問題に集中し解答することができました。
つまり、
スポーツの集中力と学習の集中力はほぼ同じ要素
なのです。
もしケアレスミスが起こってしまうという人。
自分の好きなスポーツにおいて、1球1球大事に集中してみてください。
すぐに効果は表れないかもしれません。でも継続してみてください。
何か希望の光が見えてくるはずですから。