みんなで学習～夏休みは友達と一緒に学習をしよう～

もうすぐ、学校は夏休みに入ります。

特に、高校受験を控える中学3年生にとっては、勝負の夏休みになることでしょう。

自分自身を律し、自分の部屋に入り込んで学習できるお子さまも、そうでないお子さまもいらっしゃることだと思います。

私は、自分のペースで勉強をするのが好きでしたので、中学3年生の夏休みは可能なかぎり遊ばないようにしていて、ラジオを聴きながら勉強していました。

それでも、子どもたちによっては、友達と一緒に遊びたいという欲があると思います。

こういう時こそ、友達同士で学習することをおすすめします。

友達同士で気まずい部分があるのかもしれません。友達同士助けあいながら勉強することで、理解を深めることができるのです。

学校の教科書や塾・市販の問題集などで勉強をされると思いますが、これは知識を埋め込むインプットの作業。もちろん、インプットの作業も大事ですが、友達同士となれば、わからない問題を教え合うこともあるでしょう。教えること、つまりアウトプットができるためには、自分自身がしっかりとその中身を理解しておく必要があります。言い換えれば、それができないと教えることができないのです。

高校入試では、たとえ友達同士であっても、志望校が同じであれば、ライバル同士にもなります。切磋琢磨する相手でもありますので、友達同士であれば敬遠しがちになります。

しかし、自分にとっての友達は、これまでの人生において、様々な場面で助けあってきた仲間でもあります。中学校を卒業すれば、それぞれ別々の道へ歩むことになるでしょう。中学校生活の思い出作りにおいても、友達同士、仲間同士で一緒に勉強することをおすすめします。それぞれ教える立場や教えられる立場になると思いますが、それぞれにメリットがあります。ぜひ、実践してみてください。