集中力その1
スポーツメンタルコーチのちだやすともです。
今回は「集中力」についてお話をしたいと思います。
「よし!ここで集中!」
日常生活において、このような言葉を耳にすることはよくある事でしょう。
集中すること
5分しか集中できないとか、長い時間集中できたとか、人によって様々ですね。
「集中力」とは、どういう意味なのでしょうか?
GOO辞書によると、
ある物事に気持ちや注意を集中させる能力。「―を高める」
と書かれています。
では、なぜ人によって、集中力に差が生じてしまうのでしょうか。
まずは、集中する物事によるところが大きいでしょう。
自分の好きなことであれば、何時間でも集中できてしまいますね。
しかし、嫌いなことや苦手なことであれば、集中できる時間が限りなく短くなってしまいます。
5分しか集中できないのではなく、その物事に対して興味がないから、集中できないと読み解くべきだと考えられます。
苦手意識があれば、誰でも集中したくないものです。
しかし、それが得意なものに変化できれば、自ずと集中力が高まってきます。
本人にとって苦手なものであれば、誰が言おうと反抗してみたり、拗ねてしまったりするものでしょう。
だからこそ、苦手意識を取り除けるようにアプローチしていくことが大事なのです。
まずは、そのことに対して理解を深めてもらえるように、ゆっくりと教えることが重要です。
教える側から考えれば、得意な分野のため、ついつい教えるペースが速くなり、できなくなると上から声をかけてしまいがちです。
教えられる目線に立って、少しずつプロセスを踏みながら、ゆっくりと歩みを進めることで、苦手なものから得意なものへと少しずつ意識が変わってきます。変化のスピードは様々だと思いますが、教える側の人は、一緒になってその人と伴走をすることが重要です。
是非、試してみてください。